2013年に発表された嵐の楽曲「P・A・R・A・D・O・X」が、2026年になって再び注目されています。
2026年9月17日発表の「オリコン週間ストリーミング急上昇ランキング」では、上昇率845.0%で1位を獲得しました。
ここで注意したいのは、「ストリーミング再生数そのものが全楽曲の中で1位」という意味ではなく、前週からの再生数の伸びをもとにした“急上昇ランキング”で1位になったということです。
発売から約13年たった楽曲が、なぜ今これほど伸びたのでしょうか。
再注目のきっかけとして考えられる出来事の一つが、ジュニアの5人組グループ・ACEesによる「P・A・R・A・D・O・X」の披露です。
私も実際にACEesのライブ映像と、嵐のオリジナルMVを見比べてみました。
この記事では、「P・A・R・A・D・O・X」が2026年に再注目された背景について、ACEesとの関係や原曲の情報を、公式情報とランキングデータをもとに整理します。
※この記事は2026年9月24日時点で確認できる情報をもとにしています。
嵐「P・A・R・A・D・O・X」が急上昇ランキング1位に
嵐の「P・A・R・A・D・O・X」は、2026年9月17日発表の「オリコン週間ストリーミング急上昇ランキング」で1位を獲得しました。
上昇率は845.0%。
対象となった集計期間は2026年9月7日〜13日(9月21日付)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 楽曲 | P・A・R・A・D・O・X |
| アーティスト | 嵐 |
| 発表 | 2013年 |
| 収録作品 | アルバム『LOVE』 |
| 集計期間 | 2026年9月7日〜13日 |
| 発表日 | 2026年9月17日 |
| 急上昇ランキング | 1位 |
| 上昇率 | 845.0% |
2013年の楽曲が、約13年後の2026年にストリーミングで大きな伸びを記録したことになります。
▶︎ ORICON NEWS|嵐「P・A・R・A・D・O・X」が急上昇1位
再注目のきっかけとして考えられるACEesの映像公開
今回の動きを考えるうえで注目したいのが、ACEesによる「P・A・R・A・D・O・X」の披露です。
ACEesは、浮所飛貴さん、那須雄登さん、作間龍斗さん、深田竜生さん、佐藤龍我さんによる5人組。
2026年に開催された「ACEes Arena Tour 2026 “V”」で、嵐の「P・A・R・A・D・O・X」を披露しました。
そして9月5日、そのパフォーマンス映像がジュニア公式で公開されています。
オリコンの記事でも、急上昇ランキングを紹介する中でACEesによる映像公開について触れられています。
時系列にすると、
9月5日:ACEesのパフォーマンス映像公開
↓
9月7日〜13日:オリコンランキング集計期間
↓
9月17日:嵐の原曲が急上昇ランキング1位と発表
となります。
つまり、「映像公開から12日後に1位」と見るより、ACEesの映像が公開された直後にあたる期間に、嵐の原曲のストリーミング再生が大きく伸びたと整理する方が分かりやすいでしょう。
▶︎ ジュニア公式|ACEes「P・A・R・A・D・O・X」
ACEesだけが原因とは断定できない
ただし、ここは区別しておきたいところです。
確認できるのは、
- ACEesの公式映像が9月5日に公開された
- その直後にあたる9月7日〜13日がランキングの集計期間だった
- 嵐の原曲が急上昇ランキング1位になった
- 上昇率は845.0%だった
という事実です。
「845%の上昇はACEesの映像公開が原因だった」と証明するデータまでは公表されていません。
そのためこの記事では、ACEesの披露を、再注目されたきっかけとして考えられる出来事の一つとして紹介しています。
ACEes版と嵐の原曲を実際に見比べてみた
私もACEesの「P・A・R・A・D・O・X」と、嵐のオリジナルMVを実際に見比べました。
まずおもしろいと思ったのが、ACEesが単純に嵐のパフォーマンスをそのまま再現しているわけではないことです。
ACEesはツアーで同曲をオリジナルの振り付けで披露しています。日刊スポーツ
ただし、ACEes版はライブパフォーマンス映像、嵐版はミュージックビデオなので、照明やカメラワーク、衣装、演出などの条件自体が違います。
そのため「どちらが上」という比較ではなく、同じ楽曲でも、グループや見せ方が変わると印象も変わるところがおもしろいと感じました。
そして、ここから原曲を聴きに行く人がいるのも分かる気がします。
「ACEesが歌っているこの曲、何?」
と気になった人が調べて、
「嵐の曲なんや!」
と原曲へたどり着く。
逆に以前から嵐を知っている人なら、
「P・A・R・A・D・O・X懐かしい!」
と久しぶりに聴きたくなるかもしれません。
私はSnow Manが好きなので、後輩グループが先輩の楽曲を歌ったことをきっかけに、原曲までたどっていく感覚はよく分かります。
13年前の楽曲でも、後輩が歌うことで今のファンへ届き、そこから原曲がもう一度聴かれる。
今回のランキングを見て、そんな世代をまたいだ楽曲の再発見がおもしろいなと思いました。
嵐の原曲MVも公式YouTubeで公開
「P・A・R・A・D・O・X」のオリジナルMVは、現在、嵐の公式YouTubeチャンネルで公開されています。
Storm Labelsは2024年、嵐のデビュー25周年企画として、それまでYouTubeで未公開だったMVを公開。
「P・A・R・A・D・O・X」もその中に含まれていました。
▶︎ 嵐「P・A・R・A・D・O・X」Official Music Video
ACEes版から楽曲を知った方は、原曲と見比べてみるのもおもしろいと思います。
「P・A・R・A・D・O・X」はどんな曲?
「P・A・R・A・D・O・X」は、2013年10月23日に発売された嵐の12枚目のオリジナルアルバム『LOVE』に収録された楽曲です。
大人っぽい雰囲気を持ったダンスナンバーで、嵐の爽やかな楽曲とはまた違った魅力があります。
そして2024年には公式MVがYouTubeで公開され、2026年現在は、当時リアルタイムで知らなかった世代でも公式映像へ簡単にアクセスできるようになっています。
2013年から2026年までを時系列で整理
今回の再注目までの主な流れをまとめます。
2013年10月23日
アルバム『LOVE』発売。「P・A・R・A・D・O・X」を収録。
2024年11月
嵐のデビュー25周年企画で、公式YouTubeに「P・A・R・A・D・O・X」のMVが公開。
2026年
ACEesが「ACEes Arena Tour 2026 “V”」で同曲を披露。
2026年9月5日
ACEesによるパフォーマンス映像がジュニア公式で公開。
2026年9月7日〜13日
オリコン週間ストリーミング急上昇ランキングの集計期間。
2026年9月17日
「P・A・R・A・D・O・X」が上昇率845.0%で急上昇ランキング1位と発表。
こうして並べると、2013年の楽曲が公式YouTubeで見られる環境が整い、2026年には後輩グループによって再び披露され、その直後の期間にストリーミングが大きく伸びたという流れが見えてきます。
まとめ|13年前の曲が2026年にもう一度届いた
嵐の「P・A・R・A・D・O・X」は、2026年9月17日発表のオリコン週間ストリーミング急上昇ランキングで、上昇率845.0%を記録して1位になりました。
その直前の9月5日にはACEesのパフォーマンス映像が公開されており、ランキングの集計期間は9月7日〜13日でした。
ACEesの披露だけが上昇の原因だったとは断定できません。
ただ、2013年の楽曲が後輩グループによって披露され、2026年にもう一度多く聴かれているという流れは興味深いです。
昔から知っている人には「懐かしい曲」、ACEesから知った人には「新しく出会った曲」。
同じ一曲が、約13年後に違う世代へ届いている。
実際に両方を見てみて、私はそこが今回の再注目で一番おもしろいところだと感じました。
※本記事は2026年9月24日時点で確認できる公式情報・ランキング情報をもとにしています。


